EMMAAURA について

【はじまりは、小さな縫い針から。】

EMMA AURAは、2022年、小さな決意から生まれました。

実家は、本革とアンティーク雑貨を扱う小さな店。
革の香り、磨かれた家具たち、
そこには、時を大切にする空気がいつも流れていました。

小学生の頃、ミシンに出会い、縫うことに夢中になりました。
針の音に心を弾ませながら、
お気に入りの端切れを縫い合わせ、
自分だけのバッグを作る日々。

家族や友達に贈ると、驚いた顔、うれしそうな顔。
それを見るのが、たまらなく幸せだった。

「誰かの喜ぶ顔が見たい」
その想いが、今もずっと私の原点です。


【諦めなければ、いつかは必ず。】

ブランドを始めたとき、
「やめておいた方がいいんじゃない?」
そんな声を、たくさん聞きました。

本当に大丈夫?
失敗したらどうする?
目に見えない不安に、何度も心が揺れました。

それでも、私は信じたかった。
「諦めなければ、失敗にはならない。続ければ、いつか必ずたどり着ける」と。

一歩ずつ、時には転びながらも続けた先に、
「このバッグ、毎日使っています」
そんな声をいただけるようになりました。

本当に、感謝しかありません。


【EMMA AURAのこだわり】

1. デザイン|“革を添えて、装いが完成する”

目立ちすぎない。だけど、忘れられない。
そんな存在感をもったバッグを作りたいと思っています。

どんな服にも馴染み、
でも、最後にふっとその人らしさを引き立てる。
それが、EMMA AURAのデザインです。


2. 価格|“上質を、もっと日常に”

「いいものを、日常に。」
高品質な素材と、確かな手仕事を大切にしながらも、
毎日手に取れる価格を目指しています。

素材選び、人件費、流通経路。
すべてに目を配り、見えないコストを削ぎ落としました。


3. 革|“育てる楽しみを、すべての人に”

EMMA AURAで使う革は、植物タンニン鞣しの牛革。
化学薬品を極力使わず、自然な時間をかけて仕上げた革です。

使うほど、手に馴染み、表情が深まる。
まるで、時間を重ねるごとに育っていく、自分だけの一冊のノートのように。

あなただけの革に、育ててください。


4. 職人とのつながり|“信頼でつくるものづくり”

出会った職人さんたちは、
私の何度も続く質問にも、真摯に向き合ってくれました。

国も言葉も違うけれど、
ものづくりへの想いは、同じでした。

いいものは、技術だけじゃ作れない。
「誰かの手に渡ったとき、ちゃんと喜んでもらえるものを」
そんな気持ちを共有しながら、一つ一つバッグを作っています。


【あなたと、バッグと、10年後へ】

「一生使えるバッグ」を作りたいわけじゃない。

EMMA AURAは、「あなたと一緒に育っていくバッグ」でありたい。

いつのまにか手になじみ、
気づけば、どんな服にも自然に寄り添っている。
旅に連れ出したり、ちょっとした冒険に寄り添ったり。

そんなふうに、あなたと一緒に物語を重ねていけたら。

10年後、
ふと手に取ったとき、
「ああ、これが私のvintage」
そう思ってもらえたら、何よりの幸せです。

あなたの物語のそばに、
そっと寄り添えるバッグを。

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