革のトラブル別対処法

ショルダー部分の毛羽立ち

レザークラフト用品で、 床面の毛羽立ちを抑える商品があります。

代表的な「トコノール」 を紹介します。

レザークラフト用品を扱っているお店があれば 置いてある商品です。

トコノールを塗ると革が少々硬くなります が、使い込むと多少戻ります。

 

トコノールの役割としては、革の床面やコバ等を磨くときに使います。

トコノールで磨くことによって毛羽立ちを抑え綺麗な見た目になります✨

また革の寿命を伸ばし丈夫にします🙏

注意事項としましては、表面に付着させないようにご注意下さい。

シミになってしまいます。

水に濡れたした場合

水濡れはレザーのシミの原因の1つです。シミを作らないように対処法を理解しておきましょう。

  1. 財布や鞄が濡れたら、すぐに柔らかい布で水分を優しく拭き取ります。水分を強くこするとレザーにダメージを与える可能性があるため、優しく拭き取ることが重要です。
  2. 濡れたアイテムの形を整え、直射日光を避けた風通しの良い場所で自然乾燥させます。ドライヤーやヒーターの近くでの急速な乾燥はレザーを傷める原因となるため、自然乾燥を心がけましょう。
  3. 乾燥後、レザーコンディショナーを使用して適度に保湿します。

水濡れは早期対応が重要です。柔らかい布やレザーコンディショナーを常備しておき、いざという時にすぐ対応できるようにしましょう。

 

レザーの食べ物汚れ

食べ物や飲み物が気付かないうちに汚れとなって現れてきます。定期的なケアが重要です。

  1. 柔らかいブラシまたは布で汚れをやさしく落とす。汚れを強くこするとレザーが傷む可能性があるため注意しましょう。
  2. 専用のレザークリーナーで拭き取る。クリーナーはレザーに優しいものを選び、目立たない部分で試してから使うようにしましょう。
  3. 定期的なクリーニングを習慣化し、専用クリーナーを準備しておく。

汚れを見つけたらすぐに対処できるように、常にレザー用のお手入れ用品を用意しておきましょう。

 

    レザーの乾燥・ひび割れ

    乾燥・ひび割れは定期的なケアで防ぐことができます。ケアと保管方法を押さえておきましょう。

    1. レザーコンディショナーや保湿クリームで定期的に保湿する。過度の保湿はカビの原因になるので、保湿クリームを塗った後は余分な油分を拭き取り、適量になるよう調整しましょう。
    2. 直射日光や高温多湿を避ける。乾燥や高温多湿はカビやひび割れを発生させやすい環境です。
    3. 使用しない時は通気の良い日陰で保管する。

    ひび割れを発生させないために、季節の変わり目にレザーの状態をチェックし、必要に応じて保湿ケアを実施するようにしましょう。

     

      レザーの色褪せ

      外出先で長時間の使用や太陽光で色が抜けてしまう現象です。もともとの色に近い補色を実施して対策をします。

      1. 専用の補色クリームで色を補正する。
      2. 定期的にコンディショナーと補色クリームを使い、色の保護を行う。
      3. 連日使用を避けて、他のアイテムとローテーションして使用する。

      色の補色は専門的な技術を要することがあるため、自信がない場合は革修理の専門店にお願いしましょう。色褪せは手遅れにさせないために定期的なケアとチェックが重要です。

       

       レザーのキズ

      鍵などの硬いものと擦れたり引っかかることで傷が付いてしまう現象です。通常通りのケアが家庭でできる対策になります。

      1. 浅い傷にはブラッシングをしてレザー表面を整える
      2. 傷以外の部分がムラにならないように、補色クリームを塗りこむ
      3. 深いキズはプロの修理を検討する。
      深いキズや大きな損傷は自分で修理が難しいので、革修理専門店に相談してみましょう。ちょっとした傷が重なることで大きな傷になってしまうことがあります。普段からお手入れをして革の状態を把握するようにしましょう。